大宮神社

大宮神社の伝承

日吉神社で御朱印をいただいた足で、更に自転車で10分ほどです、大宮神社まで走りました。

まだ私の子供が小さかった頃、この大宮神社のご近所に住んでいた事があり、何年間は大宮神社へとお参りしていました。といっても、今のように足しげく手を合わせることはなくて、お正月とえべっさん、夏まつりと秋まつりの際に手を合わせるぐらいだったので、いつもは夜店の風景しか知らず、こんなに沢山の神様を祀ってあることはほんとに知りませんでした。

大宮神社の創建は今から八百数十年前にまで遡り、あの源義経が平家を討ち滅ぼすに至ったきっかけがこの地にあるとして、後に後鳥羽天皇に許され社をたて「大宮八幡宮」が建立されました。

後の時代になると、太閤秀吉が大阪城の築城の際に「鬼門守護神」として崇め、社殿や末社の建立が整備されて、当時はとてつもない広大な境内だったと言います。

南は京街道までまっすぐに伸び、両側に松並木が続き殊に朱の社殿、朱の橋が社の緑に映え、素晴らしい景観だったとか。

今でも、一の鳥居があったとされる京街道までは一直線で歩く事ができますから相当大きな神社だったと改めて思います。

さらに後の徳川の時代にも鬼門の守護神としての信仰はあつく賑わったそうです。

その後、明治の末期に近隣の神社、7社を合祀し、明治45年4月に「大宮八幡宮」改め「大宮神社」と称するようになり、現在に至ります。

偶然なんですが、大宮神社は私の氏神様である淀川神社との縁も深いのです。淀川神社の前身である十五神社は明治の末期に大宮神社へと合祀された歴史を持ちます。

十五社大神

沢山の御祭神がおられます。そして、淀川神社と同じく十五社大神もいらっしゃいます。

大宮神社 本殿

遠くから手を合わせるしかありませんが、本殿も重みがあってきれいな佇まい。

そこかしこに、歴史を物語る石灯籠や狛犬などがあって、とても短時間で全部見て回りお参り出来る規模ではありませんでした。

大宮神社の御朱印

本日は日吉神社と大宮神社の御朱印頂きました。

大宮神社へのアクセス

最寄りの駅は地下鉄谷町線 千林大宮下車で10分程。周辺にはコインパーキングも少ないので車の場合は少々苦労するかもしれません。

大阪市旭区大宮3丁目1番37号

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