春日大社について
ユネスコの世界遺産にも登録されている春日大社へ参りました。1300年もの昔、平城京の守護神として創祀されたのが春日大社です。
主祭神は、豪族、藤原氏の守護神である武甕槌命(常陸国鹿島の神)、経津主命(下総国香取の神)、藤原氏の祖神(河内国平岡の神)天児屋根命 、天児屋根命の妻、比売神の4柱。総称して春日神と呼ばれます。
春日大社の見どころ
御蓋山、飛火野などを含む32万坪にも及ぶ広大な境内には若宮15社を含めて61もの摂末社があるそうです。
石燈籠
約二千もの数の石燈籠、一千の釣燈籠があるそうで、2月の節分万燈籠、8月の中元万燈籠には全ての燈籠に灯りがともされ、夜の境内が光り輝く様は幻想的で美しく、例に漏れず多くの人が訪れます。
私はまだおとずれたことがなく、幻想的な燈籠の姿を何時かはと思っています。
南門
南北朝時代に再建された高さ12メートルの南門はもちろん重要文化財。
幣殿と舞殿
南門をくぐると現れるのが幣殿・舞殿です。一般の参拝はここまでで、更に奥の参拝は受付所で別途500円の参拝料を支払って、奥へと進むことが出来ます。
残念ながら、今日のお参りはここまで。
春日大社へ来る前に、大仏様にも手を合わせて来たのですが、さすが世界遺産と言うべきなんでしょうか、外国人観光客の多いこと。
個人的な私の身勝手な意見なのかもしれませんが、手水舎の鹿の上にのって記念撮影、参道のどまんなかで肩を組んで記念撮影、拝殿の前での記念撮影、行く手を塞ぎ、神仏に対して手を合わせることもない物見遊山は如何なものかと。
神社仏閣はアトラクションとは違うと思うのは勝手な思いでしょうか?そんな観光客が押し寄せるのも、受け入れ側の神社やお寺はOKなんでしょうか?
家の中を土足で走り回られているようで、胸が痛みます。
日本の神社仏閣を学び、参拝のルールを守って欲しいと願わずにはいられません。
春日大社の御朱印
私がいただいたのは一般的な御朱印ですが、季節限定の御朱印などもあって、それらを求める人も多いそうです。
また、春日大社には「若宮 十五社めぐり」というものがあります。生涯を送る間に遭遇する様々な難所をお守りくださる神々への参拝です。
日本で唯一ご夫婦の大國様をお祀りした夫婦大國社で受付をすませ、玉串札を受けた後、各神社、遥拝所に玉串札を納め祈願します。
最後に、十五社全ての御朱印が捺されたおしるしが授与されます。こちらの御朱印がまた素敵なのです。改めて紹介したいと思います。
駐車場とアクセス
近隣には大型の駐車場がいくつもあります。乗用車は1000円と日本有数の大観光地としてはリーズナブルな料金設定だと思いますが、休日にのんびり午後から出かけたりすれば、満車は必至です。