京都の天神さん 錦天満宮と錦市場

京都の天神さん 錦天満宮

ご存知、学問の神として名高い菅原道真公をお祀りする京都の天神さん、所用でご近所に立ち寄ったので、久しぶりに参拝してきました。

錦天満宮と京都の台所錦市場

京都に暮らす人々の台所として栄えてきた錦市場ですが、ご存知の通り、京都観光の名所として人気の観光スポットとなっています。

約400メートルほどだと言うのアーケードの中に100件以上の店舗が並び、「京都らしい」食べ歩きが出来ると言ういかにも、と言う商店街です。日本海側の海産物やスイーツに和菓子など、何でも揃ってます。

錦市場

画像はお参りの後にいただいた、生麩と湯葉のあんかけうどん。いかにも京都と言うメニューですね。

余談となりますが、私の暮らす大阪には、地元贔屓たっぷりと、

「大阪には錦市場には決して負けない、天神橋筋商店街と言う日本一長い商店街と大阪天満宮がありますんで」

と、ライバル心むき出しで張り合ってしまいますが、各地にある商店街での食べ歩きほど楽しいものは無いと言うのは間違いありません。

京都の天神さん 錦天満宮

話を錦市場に戻しますがその商店街の入り口にあるのが錦天満宮となります。

錦天満宮で手を合わせて錦市場へ、というのが我々他府県からやってくる者の、界隈の楽しみ方ですね。

ご利益は?

京都の天神さん 錦天満宮

御由緒によると、錦天満宮は、平安時代の十世紀初頭に菅原道真公の生家である菅原院に創建されたという、道真公を祀る天満宮の中でも特に由緒の深い二十五社の一つで、菅公聖跡二十五拝(かんこうせいせきにじゅうごはい)の第二番となります。

ちなみに、菅公聖蹟二十五拝は、京都から九州の大宰府まであって、一度ピックアップしてみましたが、まだまだ半分ぐらいしかお参りできていません、天満宮はいつか必ずと思います。

道真公の薨去の後、菅原院は歓喜寺と寺名に改称されて300年後、豊臣秀吉の時代に有名な「金蓮寺」の敷地に移転し、明治の神仏分離令を経て新京極通開通の際に社地を縮小し現在に至るそうです。

道真公のご利益、「智恵・学問・商才」はもちろん、「招福・厄除け・災難除け」の神様」として界隈の方はもちろん、我々観光客を始めとする、沢山の人が参拝する錦の天神さんとして親しまれています。

京都の天神さん 錦天満宮

小さい境内ながらも、摂末社には、塩竈神社(しおがまじんじゃ)、日之出稲荷神社(ひのでいなりじんじゃ)、白太夫神社(しらだゆうじんじゃ)、七社之宮(ななしゃのみや)があり、京の名水のひとつである「錦の水」もあります。

京都の天神さん 錦天満宮

詩吟や日本舞踊、長唄三味線、生花など、お稽古ごとも活発に行われているのが伺えます。

御朱印

京都の天神さん 錦天満宮の御朱印

錦天満宮では持参した御朱印帳に御朱印をいただくことは出来ず、予め書き置きされたものとなっていました。

以前は御朱印帳に貰えた記憶があるので、もしかするとコロナのせい?かも知れませんし、日本有数の観光地のど真ん中に鎮座する錦天満宮、おみくじまで自動のからくり人形が動くんで、世知辛い話ですが人員削除対策って話なのかなとも思います。

アクセスなど

京都の天神さん 錦天満宮

画像は全国の天満宮でお馴染みの「使いの牛」、沢山の人が撫でているんでしょう、全身隅々までピカピカに光っていました。

京都市中京区新京極通り四条上る中之町537番地

開門:午前8時
閉門:午後8時

最寄りは阪急京都線の河原町、その他、京阪本線の祇園四条や市営地下鉄の京都駅などからがアクセスしやすいかと思いますが、JRの京都駅など、京都市内は市バスもきっちり走っているのでアクセスは良いと思います。

マイカーの場合、駐車場はそこかしこにあるものの、観光地のど真ん中、特に休日は満車が多いしそれなりのお値段なので、やっぱりこの辺りに来る際は、やはり錦市場も楽しみたいので、公共交通機関をおすすめします。

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