日吉神社について
天気の良い休日の昼さがり、散歩がてら、自宅から自転車でのんびり10分ほどの日吉神社へ御朱印をいただきに行ってきました。
日吉神社の由来ですが、室町時代にこの地に赤川寺(せきせんじ)というお寺があって、その境内に「山王宮」と称する比叡山の日吉大社の分社を祀った社があったそうです。
赤川寺は大阪夏の陣の際に戦火にまかれ炎上し廃寺となってしまったものの、山王宮は類焼することなく、氏神として祀られ現在に至るということ。
参道入り口にある石灯籠には「山王宮」と書かれてます。
境内の紹介
明治の初年に山王宮が日吉神社と改称、ヒエ神社と読むのが正式名称でいつの頃からか、地元ではヒヨシ神社と呼ばれるようになったとか。
私などは、最初からヒヨシ神社でしたね。
祭神は大山咋神(オオヤマクイノカミ)、農事、水利、薬草などに御神力を尽くされた神様です。
拝殿
二の鳥居から拝殿を。
日吉行者堂
赤川寺境内にあったものが地元の町に残されており、昭和34年に神社境内に遷座されたそうです。
芝守稲荷
伏見稲荷大社の分霊です。
黒い石神
黒い石神は油をかけて病気平癒を祈願します。
白い石神
白い石は商売繁盛、子孫繁栄
赤川寺後の石碑
赤川寺後の石碑が境内の裏手の淀川の土手の真ん中に人知れずという感じで建ってます。以前はこのあたりまでが神社の境内だったというので、結構な敷地をもった神社だったことが伺いしれます。
実はこの日吉神社、私にとっては結構縁もゆかりもありまして、大昔、ここの神前式をあげた思い出の神社だったりします。毎年、節分祭の際にお札をいただくのですが、神主夫妻が当時の事をまだ覚えてくださってるようで、折にふれてお参りする神社なのです。
なので、私の家の神棚には、天照皇大神宮(あまてらすこうたいじんぐう)、氏神である淀川神社(よどがわじんじゃ)、そして崇敬神社として日吉神社(すえじんじゃ)をお祀りしています。
日吉神社の御朱印
という訳で、新調した御朱印帳には氏神様の淀川神社と崇敬神社の日吉神社を並べようとお参りに来た訳ですが、何もかも上手くは行かないのが常。
神主さんが不在で書けないと。でも、代わりに朱印渡すので自分で押しときなさいって(笑 なかなか貴重な体験をさせて頂きました。緊張しつつ、自分で押した朱印がこれです。
日吉神社の地図
周辺にはパーキングなく、ちょっと不便かもしれません。