摂津国の芸能神として名高い神様が神戸に居ると教えられました。それではと、芸事を上達をお願いしに神戸の四宮神社へと出向き、参拝してきました。
御祭神と境内
御祭神は市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)、七福神の一人弁天様です。
いただいた御由緒には
美神であり才たけて芸能・文学何でも器用にこなし女らしく素直で優しく慎ましやか、おしとやかな女神、歌を唄えば美声で、舞を舞えば魅力的、楽器は何でも器用に弾きこなし地もすらすらと美しい字を書かれ、饒舌に面白くわかりやすく話される聡明で理知的な知能の持ち主、この弁財天こそが日本女性の象徴であろう、
と書かれており、なるほど、たしかに芸能の神様だと、これまでも各地で弁天様には手を合わせて来ましたが頷きました。
摂末社
決して広くないビルの合間にある境内ですが、摂末社には「弁財天巳神社」「八幡神社」「稲荷神社」があります。
四宮弁財天芸能塚
全国にその類を見ない珍しい塚だそうで、舞踊家の「扇供養]「三味線供養」音楽家の「ギター供養」書道家の「筆供養」など、沢山の芸人が供養祭にに手を合わせに訪れるのだそう。
神戸八社巡
生田神社の裔社と呼ばれ「一」から「八」までの付いた番号の神社があり、八つの社にはそれぞれ、天照大神(アマテラスオオカミ)と素戔鳴尊(スサノオノミコト)が検玉を交換して生まれた三柱の女神と五柱の男神が祭られます。
その八社を巡拝するのが神戸八社巡、四宮神社は神戸八社巡の一つの裔社です。
知っている方、気が付いた方がおられるかも知れませんが、神戸の中心地として栄える三宮と言う地名は神戸八社の一つですね。
まだお参りしていない神戸八社巡も参らねばなりません。
御朱印
正面の鳥居をくぐってすぐ左のビルの一階が社務所となっています。
参拝を済ませて、御朱印をいただこうと社務所を訪ねましたが、挨拶しても愛想の一つも無い神職の女性を苦々しく思っていたら、この方の書く御朱印がすごい。
仕上げには花の絵まで、しかも、この日同行の友人とは違うと言う手の込みよう、もっというと、季節によって花も変わるそうです。
お守り
目的のお守りと家人のために巳守りをいただきました。
アクセス
兵庫県庁の山側、元町駅からだと坂道登って15分ぐらいでしょうか、神戸市営地下鉄の県庁前駅からが最寄りで5分ぐらいです。
参拝の後は三宮元町方面で遊んで帰ることの出来る距離です。
マイカーでのアクセスの際は、神社に駐車場はありませんので界隈のコインパーキングを利用することになりますが、それほどそこかしこにパーキングがある訳じゃないので、公共交通機関を使ってのアクセスがおすすめかも知れません。
神戸市中央区中山手通5-2-13