四條畷神社の紹介
南北朝の時代、南朝の将として戦った楠木正行を主祭神とする四條畷神社へお参りしました。南朝側の皇族・武将などを主祭神とする全国にある建武中興十五社(けんむちゅうこうじゅうごしゃ)の一つになります。
不思議なものですね、同じ建武中興十五社の神戸にある湊川神社へ先日お参りしましたが、同じような張り詰めた空気の匂いを感じます。
国道脇にある一の鳥居いから、上の画像の二の鳥居までは一キロ程もあるでしょうか。今は住宅地となっていますが、その昔には、茶店などが立ち並ぶ参道だったのでは無いかと思われます。
境内の案内
四條畷神社の境内です。
社務所
二の鳥居から続く石段を登りきり、左に曲がると社務所があり、その向こうに神殿が見えます。
神明鳥居
神殿拝殿の正面の美しい神明鳥居をみて、お伊勢さんの五十鈴川にかかる鳥居を思い出していたら、「御鎮座百年にあたり、伊勢神宮より拝受いたしました」との記が。納得です。
楠木正成 桜井の別れ
忠孝両全、桜井の別れの像。楠木正成公が嫡男の正行公に死を覚悟の出陣にあたり、父から子へ最後の言葉を伝えている姿だという事です。
眺めが最高
石段からは広く大阪市内までが見渡せます。西を向いているので、さぞかし夕日にそまる町並みが綺麗だと思います。
四條畷神社の桜と紅葉
四條畷神社は知る人ぞ知る、桜や紅葉の名所だったりもします。
毎年4月5日には楠公さくら祭として、奉納行事が催され賑わいます。秋の紅葉も素晴らしく、紅葉や桜をのんびりと愛でる事ができるスポットです。
四條畷神社の駐車場とアクセス
無料の駐車場が用意されていますが、二十数台ほどのスペースだと思います。イベント時や紅葉の時期の週末などは厳しいと思われ、回りにも駐車場は見当たらず、公共交通機関の利用が確実かもしれません。