鷽替えと鷽鳥

鷽替えとは

鷽替えと鷽鳥

ここのところ、各地の天満宮に縁があり、この半月の間に、3つの鷽鳥を連れて帰りました。画像の右から、福岡の太宰府天満宮、香川県の雨宮天満宮、大阪天満宮の鷽鳥です。

「鷽替え(うそがえ)」という神事が各地の天満宮にあります。天神様のお使いの鳥といわれる、木で作られた鷽鳥を交換して、一年間についてしまった嘘と災いを幸運と交換するという神事です。

ついてしまった嘘、というのはポジティブに考えると「届かなかった目標」「叶わなかった夢」だったりもするわけで、太宰府天満宮では毎年正月の7日に行われており、江戸時代から続くこの伝統行事「鷽替え」が全国の天満宮(天神さん)へ広がっていきました。

大阪天満宮では1月の24日 25日の二日間にわたって「うそ替」が行われます。香川県の雨宮天満宮では4月24日に「うそかえ祭」が行われます。もちろん、全国各地の天満宮で「うそかえ」は行われているはずです、もの凄く楽しい神事なので、チェックしてみてください。

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鷽鳥とは

この、鳥、実物はとても綺麗な野鳥なのですが、よほど気をつけなくては見ることは出来ないかも知れません。

オス・メスが別の色で本州中部以北の高山で繁殖し、10月も終わりになると南下して比較的温暖な地域で冬を過ごし、翌年4月上旬には再び山へ帰っていきます。お守りなどにある、赤い色はオスの鷽ですね。

鷽の語源なのですが、どうやら「嘘」をつくこととは全く関係は無いようです。

鷽の鳴き声は、まるで口笛のように「「フィー、フィー、フィー、」と響きます。口笛を意味する古い言葉を「ウソ」と呼ぶ事から来た、というのが呼び名の語源にある様です。嘘を替える神事はどうやら語呂合わせで付けられたといいます。

そもそも、何故、鷽が天満宮と縁が深いのか、という話ですが、

道真公が蜂の大群に襲われた時に鷽の群れに救われた、
天満宮の建築用の材木についた虫を退治した、
鷽の字が学ぶ(學)に似ているので道真公に縁がある、

実は、根拠はあまり無いそうですが、こんな風に伝えられているといいます。

太宰府天満宮 鷽鳥

いずれにせよ、私はすっかりこの鳥が好きになってしまいました。写真は、太宰府天満宮の鷽鳥です。もっと沢山の写真を撮っておけばよかったと後悔しつつ、各地の鷽を見て回りたいなと思っています。

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